色の基本と色の要素

色は私たちの日常に深く関係し行動や考に大きな影響をあたえます。

生活や仕事の中でも色を選んだり使わない時はないといっていいほどです。

そんな必要不可欠な色の基礎的な知識をまとめてみました。

 

 

 

 

1.色の表現

色には光の三原色と色の三原色の2種類の発色方法があります。

R(赤)、G(緑)、B(青)の光を重ねて白に近づける「加色混法」。

C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の色を重ねて黒に近づける「減色混法」があります。

 

スマホやパソコンのディスプレイなどは光の三原色を用いて色を作ります。

印刷などのアナログの色を使うときは色の三原色を使用します。

 

 

 

 

 

web上で色を使用するときは「カラーコード」を使って表現します。

0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,A,B,C,D,E,Fの16進数をR、G、Bをそれぞれ2桁ずつ、計6桁を使用しています。

つまり、256(R) × 256(G) × 256(B)の組み合わせである、「1677万7216色」もあるたくさんの色をカラーコードで指定することができます。

 

 

 

 

 

2.色相

赤、緑、青、オレンジ、紫といった色味の違いのことを「色相」といいます。

色相の変化によって色のイメージが大きく変わるので、見る人に大きな影響を与える要素の一つです。

 

 

 

 

 

お互いの色がつながりあって色の輪を描く「カラーホイール」というものがあります。

色相が可視化され、色どうしの関係が一目でわかるようになっています。

 

一昔前は赤、青、黄を基準にした「RYB色相環」が使用されていました。

現在はシアンやマゼンタなどの色を追加し赤、緑、青を基準にした「RGB色相環」などが一般的になっています。

こちらの方がRYB色相環よりもの色数が多くなり表現の幅が広がっています。

 

 

 

 

 

カラーホイールでとなりもしくは近い色を「類似色」といいます。

類似色のような近ければ近しい色を選ぶことで、まとまりのある印象を与えることができます。

 

反対に、カラーホイールの対称に位置する色どうしを「補色」といいます。

互いの色を引き立てる役割を持ち、アクセントとして使えます。

色味の強い補色を使うと目がチカチカしたりするので注意が必要です。

 

 

 

 

 

3.明度

色の明るさの度合いをしめします。

同じ色相でも明度が高いと明るくなり、低いと暗く見えます。

 

また、色によっても明度は変化します。
黄色は光の反射率が高いので明度が高く、紫や青などは反射率が低いので明度が低くなります。

 

 

 

 

 

4.彩度

色の鮮やかさを示します。

同じ色でも彩度が高いと鮮明な色に、低いとくすんだ色になります。

 

明度と彩度は似たような要素なので間違えることが多いです。

明度はどれだけ色に光があたっているか、彩度はどれだけ色に混じりけがないかといった違いがあります。

 

 

 

 

 

彩度には「有彩色」と「無彩色」に分けられます。

無彩色は白、黒、グレーといった色味がない、彩度が0の色のことをさします。

有彩色はわずかでも色味のある色のことをさします。

黒、白、グレー以外の色は有彩色になります。

 

 

 

 

 

有彩色の中でも最も彩度が高い色を「純色」といいます。

混じりけのない「真っ赤」などと表現されたりしている色はこれにあたります。

ビビッドカラーとも呼ばれ、その色本来の色として扱われます。

 

純色に白または黒を混ぜた色を「清色」といいます。

白を混ぜたもの色は「明清色」、黒を混ぜたものを「暗清色」といいます。

明清色だとパステルで軽やかな色になり、暗清色だと格式のある落ち着いた色になります。

 

純色に灰を混ぜた色、または純色と清色以外の色を「濁色」といいます。

トーナルカラーとも呼ばれ、穏やかで控えめな中間色であると同時に複雑さを表現できる色でもありますん。

 

 

 

 

 

5.トーン(色調)

明度と彩度を組み合わせた概念を「トーン」といいます。

色調ともいいます。

 

明度と彩度をグループ化することによって色調の変化をわかりやすく認識することが出来ます。

「明度を低く彩度の高い色」といった具体的な色を指定するときなど、色に関してのコミニュケーションを円滑に進めることができます。

 

 

 

 

 

タテ軸の明度、ヨコ軸の彩度に、円周上に配置された色相の要素を追加することでカラーモデルを空間的に表現することが出来ます。

三次元的に表現されたこれを「色立体」といいます。

色立体上にある色の明度、彩度、色相の相互関係がひと目で分かるようになっています。

 

 

 

 

 

色の基本的な3要素、”色相、”明度”、”彩度”、”トーン”をまとめてみました。

色を理解することで作品を表現したりイメージをわかりやすく伝えたりすることが出来ます。

この記事を機会に色の知識を深めていただければうれしいです。