色の基本と色の要素

色は私たちの日常に深く関係し行動や思考に大きな影響をあたえます。

生活や仕事の中でも色を選んだり使わない時はないといっていいほどです。

そんな必要不可欠な色の基礎的な知識をまとめてみました。

 

 

1.色の表現

色には2種類の発色方法があります。

 

光による混色で、R(赤)、G(緑)、B(青)を重ねていくほど白に近づく「加色混法」。

スマホやPCのディスプレイなどの発色がこれにあたります。

 

もう一つは色による混色で、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)を重ねていくほど黒に近づく「減色混法」。

CMYを混ぜあわせても厳密には黒ではないので、CMYにプラスしてK(ブラック)を使って色を表現していきます。

印刷などはこれを使います。

 

 

 

web上では色を使用するとき”カラーコード”を使って表現します。

0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,A,B,C,D,E,Fの16進数を6桁で、R、G、Bの値をそれぞれ2桁ずつ使用しています。

 

 

 

2.色相

赤、緑、青、オレンジ、紫といった色味の違いのことです。

 

 

 

お互いの色がつながりあって色の輪を描く”カラーホイール”というものがあります。

一昔前は赤、青、黄を基準にした「RYB色相環」が使用されていました。

 

現在はシアンやマゼンタなどの色を追加し赤、緑、青を基準にした「RGB色相環」などが一般的になっています。

こちらの方がRYB色相環よりもの色数が多くなり表現の幅が広がっています。

 

 

 

カラーホイールでとなりあった色を「類似色」といいます。

似たような色を使うことでまとまりを作ることができます。

 

対称に反対に位置する色どうしを「補色」といいます。

互いの色を引き立てたてるので、アクセントとして使えます。

 

 

 

3.明度

色の明るさの度合いをしめします。

同じ色相でも明度が高いと明るくなり、低いと暗く見えます。

 

 

 

4.彩度

色の鮮やかさを示します。

同じ色でも彩度が高いと鮮明な色に、低いと濁った色になります。

 

 

 

彩度には「有彩色」と「無彩色」に分けられます。

無彩色は白、黒、灰といった色味のない色。

有彩色は無彩色以外のわずかでも色味のある色のことをさします。

 

 

 

有彩色の中でも最も彩度が高い色を「純色」といいます。

”真っ赤”などと表現されたりしている色はこれにあたります。

 

純色に白または黒を混ぜた色を「清色」といいます。

白を混ぜたもの色は「明清色」、黒を混ぜたものを「暗清色」といいます。

明清色だとパステルで軽やかな色になり、暗清色だと格式のある落ち着いた色になります。

 

純色に灰を混ぜた色、または純色と清色以外の色を「濁色」といいます。

トーナルカラーともいわれ、穏やかで控えめな中間色になります。

 

 

 

5.トーン(色調)

上記の明度と彩度を組み合わせた概念を”トーン”といいます。

明度と彩度をグループ化することによって同じ色相の明度と彩度を分かりやすく認識することが出来ます。

 

 

 

さらに、色相の要素を追加することで、三次元的に表現することが出来ます。

これを「色立体」といいます。

色立体上にある色を見ればその色の明度、彩度、色相が分かるようになっています。

 

 

 

色の基本的な3要素、”色相、”明度”、”彩度”、”トーン”をまとめてみました。

色を理解することで作品を表現したりイメージをわかりやすく伝えたりすることが出来ます。

この記事を機会に色の知識を深めていただければうれしいです。